(公財)味の素食の文化センター見学会・「和食」料理実習会

 給与留学奨学生を対象に日本企業(味の素(株))の活動を分かってもらう狙いで「施設の見学と味の素社の活動報告」を行っています。2017年10月18日、今年度は、東京高輪の味の素グループ研修センター内の(公財)味の素食の文化センターの見学と活動説明と、「和食」料理実習会を実施しました。

 味の素食の文化センターでは、先ず津布久専務理事より活動内容紹介を頂きました。

*食文化とは何かを説明し、味の素の食文化活動の原点である「食べるということを人々の生活様式として捉え、しっかりした食文化の認識を確立する」ことを目的にセンター誕生した経緯。
*現在の5つの事業(ライブラリー運営、フォーラム開催、シンポジウム開催、食文化誌出版、研究助成)、今日の見学コースの概略説明(ライブラリー、展示室、味の素小さな食の博物館)
 津布久専務理事のご説明に続き、田村事務局長、小林さん、草野さんのご案内で2班に分けて見学を実施しました。

「和食」料理実習会



*味の素小さな食の博物館:味の素の歴史、および日本の食文化の歴史と台所の変遷。
*展示室:財団が保有する食に関わる錦絵から江戸時代の食の変遷。
*ライブラリー:食に関わる4万冊を保有する図書を見学。それぞれの国の食文化に関する本などピックアップして紹介。
 「和食」料理実習会は、味の素グループ高輪研修センター内調理室にて、和食の調理に挑戦してもらいました。服部栄養専門学校の日本料理次席教授西澤先生の「和食」についての説明に続き、調理実演「一番・二番出汁の引き方」「菊花お浸し」「鶏と茸の卵とじ」「栗ごはん」「豆腐と若芽の味噌汁」を留学生全員が真剣に見入った後、四班に分かれて調理実施。日頃、研究室で行っている様なプロトコールの再確認よろしく、手順を確認する班、食材・器具の点検をする班等、理系研究者の面目躍如でした。
さて、お味は? 

「和食」料理実習会